販売する予定のリーフの性能を走行して測定してみました。
念の為、標高差に関する断面図も作成してみました(国土地理院地図より作成)。内陸部の山岳地帯を通るルートなので、若干ですが高低差があります。つまりバッテリーが弱ってきている電気自動車には厳しいルートと言えるでしょう。
※注意※ 本断面図はあくまで目安です。理由は手作業でルートをクリックして断面図を作成している為です。よって若干の誤差がある点をご了承ください。
なお余談ですが、急遽予定が入った仏事だった為、慌てて大事な「OBDⅡ アダプタ」を忘れてしまいました(;・∀・)スミマセン。なので「leaf spy pro」を使った測定は後日に行いますm(_ _)mペコリ。
スタート時とゴール地点の写真です。まずスタート時点でフル充電をし、航続可能距離は95kmと表示されました。そして73km走行し目的地にゴールした時点でも、航続可能距離が11km残っていました。つまり単純計算だと73+11= 84km、走れる事になります。(※注意:相当丁寧に走っての話です)
以下、走行結果をまとめた表になります。青枠内が実際に、リーフのメータに表示された値の記録です。対してExcelで計算した参考値も掲載しておきます。
上記の表を見る限り、やはり上り坂では航続可能距離の減少が早いです。と言っても上記表だけでは登り下りが判らないと思うので、以下、断面図に各地点番号を割り当てた図も掲載しておきます。
走行記録から各地点でのコメントを抜粋
以下ブログ風になってしまいますが、個人的な感想も含め、各地点での走行記録を紹介します。また本ページ末尾に急速充電時の記録も掲載しておきます。ご興味がある方はご参考下さい。
出発前の状態
職場の200Vコンセントを利用しフル充電を行いました。航続可能距離は95kmと表示されています。7セグにまで弱っているバッテリーでも、これだけ充電できるとは、正直、驚きました。
走行開始直後の状態
( ,,`・ω・´)ンンン? 航続距離の表示が不安定です。みるみる減っていきます。実走行距離1km毎に航続可能距離は4kmも減ってしまいました。道路はまだ登坂ではなく、ほぼ平坦といっても差し支えありません。何が起こっているのか正確な事は判りませんが、推測するに、弱っているセグにも蓄電され航続距離95kmが表示されたけど、弱っているセグがきちんとモータに動力を伝えることなく放電し空になって、ドンドン減っていってるのかもしれません(あくまで個人的な推測(想像)で、正確な事は判りません)。
高座石寺へ到着
途中の経由地である高座石寺へ到着しました。個人的な仏事を済ませます。それにしても、このお寺は眺めが良いですね。ただ山の上にあるぶん、最後のひとのぼりで航続可能距離は減ってしまいました。
ちなみに走行開始直後は凄い勢いで減っていた航続可能距離も途中から安定してきた気がします。感覚的にですが、恐らく残りは45kmはギリギリ走り切れるかもしれません。
八木山バイパスに突入
ここから山道(八木山バイパス)が始まります。。 一抹の不安はありましたが、まぁでも航続可能距離「30km」残っているし、目的地まで残すは「26km」のみ。それに山道っていっても、半分登れば、残り半分は下りだし、、、大丈夫かな?(;^ω^)
。。。この判断が「大間違い」でした。
自分の想像以上にバッテリーの減るスピードが速く、、やっべぇぞ!トンネルの中で電欠した日にゃ大渋滞を引き起こしてしまう!!。
※まじでビビッてました。ついに残「8km」!! 写真、震えちゃってますね(;・∀・)スミマセン。。
やった頂上だぁε-(´∀`*)ホッ。。下り坂に突入し、どんどん航続可能距離が回復してくれました。
※なお渋滞していなければ、回生ブレーキをもっと使えたので、更に回復しているハズです。
目的地に到着
ついに到着しました♪ 日産 福岡東店です。よかったぁ。結局、八木山バイパスの頂上からは基本的にずっと下り坂なので、殆ど航続可能距離を減らす事無く到着できました。
結果メータ読みで走行距離は「73km」、また航続可能距離は11km残しなので、単純計算では84km走れる事になります。今回の道は比較的アップダウンが激しかった事も考慮すると、スタート時点の航続可能距離「95km」も、あながち間違いという訳ではなさそうです。しかも今は冬なので夏になれば、更に航続距離が伸びると思われます。
おまけ
急速充電の様子も写真に収めました。
おまけのおまけ
上記の急速充電後に自宅で200V普通充電を行いました(自宅には屋外の200V充電コンセントが無かったため、室内のエアコンコンセントから延長ケーブル20m引っ張り、充電しました(;・∀・))。結果、なんと3時間程で満充電、航続可能距離は106kmをマークしました。丁寧に運転した後だからでしょうね。「Leaf Spy Pro」と繋げた結果も一緒に掲載しておきます。