【オフグリッド太陽光発電】EPEVERのeBox-WIFI-01を試してみました。

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以前から報告している「電気自動車をオフグリッド太陽光発電で充電する」プロジェクトですが新兵器を導入致しました。

それは「WiFi」を利用したパラメーター設定端末「e-BOX」です。チャージャーコントローラーの充放電状態もリアルタイムで確認できます。

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便利ですよね。我が家は火災などの危険も考慮し家の外の物置にシステム全体を設置しました。そのため記録を取る時は炎天下の中でも、家の外に出て写真をパチパチ撮影していました。



ですが今度からは家の中からステータスを確認できる様になります。ちなみに我が家はチャージャーコントローラーに「Tracer4210AN」を使用していますが、こいつには通信ポート RS-485 port が備わっています。これと「eBox-WIFI-01」を接続し、Wifi経由でスマホからステータスを確認できます。写真では「ソーラパネル:49.29V、14.47A、713.63W」「バッテリー:25.19V、28.33A、713.63W」と表示されています。チャージャーコントローラーのモニタでは、これらの情報は順番にひとつづず表示されるのに対し、スマホアプリなら一気に全部のステータスを確認できる点は嬉しいですね。

ただしWifi電波は思ったより弱かったです。スチール製の物置だと扉を閉めてしまうと、木造の自宅からは5mぐらいまでしか電波が届きませんでした。まぁでも我が家の場合は大丈夫かな? 実はトイレ脇の窓を利用しオフグリッドを宅内配線や商用電源と切り替えるスイッチを設置したり、DC-ACインバータのリモコンを設置したりしているのですが、ここまでならWifi電波も届きました。トイレで用を足すついでにオフグリッドの発電状況を確認できるので丁度良かったです(笑)。

なおアプリはEPEVER(EPSOLAR)のWEBサイトからAPKファイルをダウンロードして自分で入れる必要があります。私はリチウムイオンではなく密閉型のディープサイクルなので、下記のソフトを選択しています。

ちなみに私が利用したスマホ(Android端末)は、昔に利用していて今は不要になったHUAWEIのP8 liteで、Androidバージョンは6.0です。問題なく上記のapkが動作しました。ただ、セキュリティ的にちょっと危険かなぁ、、とも考えたのですが、チャージャーコントローラーとWIFI接続するという事はインターネットには接続しないという事、オフグリッド発電状況の専用監視端末とすればセキュリティの問題もありません。

なお刻々と変わる状況をリアルタイムで監視する事はできない点は注意が必要です。もちろんリロードボタンを押せば数秒で最新の状態に更新されるので私は問題ありません。ただロガー機能が無い点は残念ですね。でそので私はAmazon経由で「ロガー(eLOG-01)」を注文しました。在庫なしの為、中国から届くのは1ケ月後ぐらいですが、到着したら、またレポートしたいと思います。

ロガー(eLOG-01):Amazonから購入:¥3,400 円[2020/8/25時点])



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