災害ボランティアに参加してきました(^_-)-☆【佐賀県武雄市】
ボランティア参加を決めた理由
最近、台風15号により千葉が被災し、大停電が発生しましたね。私の友人も何人か被災してしまいました。といっても、大した事はなく、ホッとしていますが、しかし続く停電で冷蔵庫が動かない等、色々と苦労した様です。そこで励ましの言葉やら、停電時に冷蔵庫を動かす方法などの実験を行いましたが、しょせん言葉だけの支援だなぁ、と自己嫌悪。。 しかし福岡から千葉へ行く事は、貧乏暇なしの私にとって、中々厳しいです。そこで近隣、佐賀県のボランティアに参加する事にしました。友人が多く住む千葉ではないですが、こういう助け合いの輪が巡り巡って友人にも届くかもしれませんし、幸いにも友人たちの停電は、既に解消されています。それに最近は千葉のニュースばかりで佐賀県も被災している事が忘れ去られている気がします。だから、関東にいる友人たちへSNSで佐賀の状況を知らせるのもアリだな、と思って決断しました。
そう、実は佐賀県も100年に一度という2019年8月27日からの大雨で大被害を受けており、工場の油が流出し、近隣の農作物や住宅、有明海に影響を及ぼした事件は、皆様の記憶に新しいのではないでしょうか? 今回、僕らがボランティア参加した武雄市もかなり大規模に被災しており、今もボランティアを募集しているんです。
事前準備(前日)
ボランティア保険
まずは参加するための絶対条件、前日までにボランティア活動保険に加入しておきます。(※この保険に加入していない人は、ボランティアに参加できません)
なおヒポラボは始め岡垣町で加入しようとしましたが、郵便局で支払う必要があると言われ、もう午後4時で明日のボランティアに間に合わないと判断し、北九州市で加入することにしました。なぜなら北九州市の社協は、郵便局での支払いが不要だからです。つまり加入方法は各地域の社会福祉協議会ごとに異なります。という事なので加入方法は、お近くの社会福祉協議会でお尋ねください。
ちなみにグループでボランティア保険に入ると、その場に本人が居なくとも加入出来て便利です。僕らは「チーム:Hippo-lab(ヒポラボ)」として参加しました。
服装とか
服装など準備するものは昨年、ボランティア参加した際の記事を参照してください。昨年は初めて参加したボランティアだったので気合入れすぎ、大量に準備してしまいました。ですが、事前に現地調査や被災者のニーズを調べている、市やボランティアセンターの職員の方々の準備に抜かりがある訳がありません。すでに現地には、大量の一輪車、スコップ、バケツ、高圧洗浄機などが用意されていました。結局、しっかりとした服装(長そで、長ズボン、帽子、軍手、タオル、長靴)であれば、体一つで参加できます。
ちなみにベテランのボランティアの方々は、やっぱりピンポイントで必要な物を持ってきていますね。炎天下での泥だらけの作業、飲み物を冷やせるクーラーボックスと、手洗いに必要な水缶は、本当に助かりました。
それと、皆さんが持ち寄ってくれたお菓子(熱中症予防のアメ玉とか)や、飲み物が凄く嬉しかったです。
ただ、きっと災害や現地の状況次第で必要なものは変わってくると思います。だから事前に、ボランティアセンターの方々やベテラン参加者に確認をする事をおススメ致します。何故ならセンターの方々は、ボランティアをコーディネートする為に、事前に現地を調査し、災害者のニーズを押さえているハズなので。。
さぁ、いざボランティアへ、、と思いきや。。
前日までにホームページなどで情報収集します。どうやら朝9時~11時まで受付の様です。明日(土曜)は30名ほどの募集との事、人数に達し次第、受付時間を早めて終了する場合があるとの事だったので、少し早めに8時半ごろ到着しました。が、、、、
ガビーン(;・∀・)。間に合わなかった、、orz
受け付けは9時~11時なのに、まさか7時50分に締切るとは、、みんな早いんだなぁ(汗。。。
無駄足ふんだと途方にくれてたら、社協の係員の方が「まだ、アチラのボランティアは募集してますよ」と教えてくれました。言われた場所へ行ってみると、ありました!!「おもやいボランティアセンター」。武雄市民と民間ボランティア団体が協力して立ち上げた民間のボランティアセンターです。豪雨で被災されたみなさんに寄り添い、武雄市を中心に必要なお手伝いをしているそうです。
ボランティアと言えば、僕らは「社協」としか頭にありませんでしたが、こういう民間のボランティア団体もいらっしゃるので、情報は豆に集めたほうが良さそうですね。(ただ肩に張る名札がガムテープへ手書きする処が、ちょっと残念だったり。社協の方がカッコいいですね(笑)
しかし実際にボランティアに参加した印象としては、壁一面に大きな地図を張り付けて被災状況を確認し、より多くの方の声を聴いて積極的に被災者の処へ行くなど、むしろ受身のボランティアである社協の方々より熱心にボランティアを行っている様に感じました。
なお、求められたら動くボランティア、自ら積極的に助けに行くボランティア、どちらが良いかは、私にはわかりません。ただ困っている人に手を差し伸べたい、という熱い思いはヒシヒシと伝わってきましたっす(^_-)-☆。
実際にボランティアをしてみる
僕らに割り当てられた仕事は、とあるお店の「片付け」でした。もう閉店する事を決意された老夫婦のお手伝いで、2階から1階へ食器やら荷物やらを運ぶお仕事です。個人情報なので詳しくは書けませんが、とても雰囲気のあるオシャレなお店で、色々なジャズのCDジャケットや絵画が飾ってありました。(たぶん?ですが(;^ω^)。。私は、そういうのに疎いので、、)。そんなお店だったので、もったいないなぁ~、続けて欲しいなぁ~、と思いながらも、そこは老夫婦が決めた人生の決断なので、私は何も言わずに黙々とお手伝いをさせて頂く事に致しました。
ちなみに、おもやいボランティアセンターのすぐ横は、臨時のゴミ集積所になっていました。こういうのを見ると、あらためて武雄は被災地なんだなぁって思いました。
そうそう、あの伝説のスーパーボランティア尾畠春夫さん、初めてお見掛けいたしました。社協の人に聞いたところ「ここ最近、毎日来ていますよ~」だって。やっぱり凄い人なんですね(#^.^#)
ボランティアを終えて
なんとボランティアを終えたら、ご褒美がありました。冷えた飲み物はもちろん、武雄温泉への入浴券まで頂いちゃいました♪
力仕事の後のお風呂は格別ですね。しかも、ここの温泉はメッチャ風情もあってお湯もヌルヌルすべすべ♪ お肌に良さそうです。 近くには昔の武雄温泉を偲ばせる、ちょっとアミューズメント施設もあり、おススメの温泉です。
さらに近隣で食事処を探していると、その昔、学生の頃によく食べていたホワイト餃子に出会いました。まさか青春の味に、ここ佐賀の武雄温泉で再開できるとは、、驚きです。
いやぁ、ボランティアに参加して良かった♪♪ 皆様も是非、復興支援も兼ねて武雄温泉&ホワイト餃子、おススメ致します。武雄サイコー♪♪ これからも応援してます( ゚∀゚)人(゚∀゚ )