我が家の庭に梅の花が咲きました♪
我が家の庭に梅の花が咲きました。とても綺麗です。おもわず写真をパチリ。
そういえば、梅といえば「飛梅伝説」がありますね。
飛梅伝説
学問の神様として祀られている菅原道真ですが、実は平安時代に、朝廷内の政争に敗れ遠く九州・筑前国の大宰府へ左遷された実在の人物です。
その道真を慕う庭木たちのうち、サクラは悲しみに暮れてついには枯れてしまいましたが、ウメは道真の後を追って空を飛び、大宰府に根をおろしましたと言われています(飛松伝説)。
その菅原道真が庭の梅の花に別れを惜しんで詠んだ歌です。
「東風(こち)吹かば にほひをこせよ 梅花(うめのはな) 主なしとて 春な忘るな」
(私がいなくなっても、春が来るたび忘れることなく、梅の木よ、芳しい花を咲かせておくれ)
思えば母も私も一昨年、遠く関東の地から福岡へ越してきました。残念ながら母は一昨年亡くなりましたが、こうして母の仏間から望める庭に綺麗な花が咲いてくれました。きっと忘れっぽい私に、母が咲かしてくれた梅の花なのかな。
来年も、そのまた再来年も、春が来るたびに美しい花を咲かせてくれる事でしょう。