太陽光発電の結果(2018年9月)

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2018年9月の発電結果が出ました(‘◇’)ゞ NTTスマイルエナジーの「エコめがね」レポート結果です♪ その日の天気が書いてあり発電量や売電収入が一目でわかるグラフ、とっても見やすいですね♪

3月から開始した発電、結果を表にまとめてみました。

年月発電量(実績)発電量(予測)予想に対する実績備考
2018/31268.7kWh1030.5kWh123%3/9開始(22日間)
2018/41847.3kWh1581kWh117%
2018/51952.8kWh1820kWh107%
2018/61807.8kWh1507kWh120%
2018/72206.8kWh1640kWh135%
2018/82288.6kWh1743kWh131%
2018/91169.4kWh1444kWh80.98%平年より天候悪し

参考まで以下に発電シミュレーション結果も掲載しておきます。

参考:発電予想シミュレーション

おぉっと(; ・`д・´)9月は初めて予想シミュレーション結果より少ない発電量でした。80.98%とはかなり悪い数字ですね。。
しかし、よく考えてみれば今年の9月は天気が悪かったですよね。そこで、気象庁より以下のデータを入手しました。

気象庁:各種データ・資料 > 過去の気象データ検索

2018年の月別、風・日照量(北九州市八幡)


出典元:http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/monthly_a1.php?prec_no=82&block_no=0780&year=2018&month=9&day=&view=a3

平年値(年・月ごとの値)(風・日照)(北九州市八幡)


出典元:http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/nml_amd_ym.php?prec_no=82&block_no=0780&year=2018&month=09&day=&view=a3

なお当物件が存在する北九州市小倉北区は気象庁データが存在しないので、一番近い「北九州市八幡」のデータを参考にしています。上記データを見る限り、例年9月の日照量は「158.4h」であるのに対し、2018/9の日照量は、わずか「105.0h」しかありません。割合で言えば2018年9月は例年の66%の日照量しかなかった事になります。もちろん厳密には場所が違うので何とも言えませんが、おそらく今年の9月の天気が悪すぎた為、発電量が減ってしまったと推測できます。

ただ機器故障の可能性もゼロではありませんよね。そこで、とりあえずパワコン毎の発電量比較データを出力してみました。

パワコン毎の発電量比較データ(2018/9)

おや?(;・∀・) 緑色「PSC#03」のパワコンだけ出力が若干低めですね。。ちなみに当太陽光システムはオムロン5.5 kWのパワコンが3台あるシステムです。そういえば弊社の太陽光を設置して頂いた業者の方から以下の注意事項を申し送られた事、思い出しました。

PSC#03のみ出力が低い理由(推測)
業者様:「全部で3台のパワコンに対して、全部で60枚あるソーラパネルを21枚,21枚,18枚と振り分けましたよ」
私:「え?なんで20万ずつ3台に振り分けなかったんですか?」
業者様:「手前(南側)のソーラーが隣のマンションの日陰になるので18枚にし、日陰が少ないパネル(北側)に21枚ずつ振り分けました。」
私:「それをすると何が変わるんですか?」
業者様:「パワコンは発電量が低いパネルがあると、それに引きずられてグループ全体(20枚ユニット全体)の発電量が下がるんですよ。だから、こうする事で、システム全体(60枚全て)の発電量が増えるハズですよ」

なお過去(3月~9月)のパワコン毎の発電量比較データも見た所、同様にPSC#03のみ出力が低い状態でした。ですのでパワコンの異常はなさそうです。

エコめがね:発電状況 見守りレポート

そういえば、こういう時に役に立つ、エコめがねの「発電状況 見守りレポート」という機能がありましたね。こちらは発電停止などのトラブルをいち早く発見できる「発電診断レポート」や「アラートメール」機能を送るための情報です。

とりあえず発電状況は「いいかんじ」と表示されています。なのでシステム上は問題なさそうです。最大発電実績は理想出力の96%(11.5kWh)で少なめなのが気になります。なお毎月記載しておりますが、理想出力12kwhに対しての96%です。対して設置したパネルの最大出力は15kwhです。

理想出力とは
「エコめがね」では、パネルの定格出力の80%を理想出力としています。
※「発電所全体」の見守りレポートでは、合計(合算)値が表示されます。

実はこの値、他の月と比べてもそれほど下がっていません。(先月も99%「12kWh」しか出ていませんでした)。つまり数少ない晴れの日には、ちゃんと理想出力の最大付近まで発電できたって事になります。よって数値を見る限り、パネルの異常は無いと思われます。

念のため目視確認を実施

なお、ここ最近、超大型の台風が立て続けにやってきました(平成30年台風第24号チャーミー、台風25号コンレイ)。そこで念のため、パネルに破損が無いか目視確認を致しました。

上記の確認は、25号がくる前日(2018/10/5午前)、及び過ぎ去った後(10/6夕方)に行いました。架台の緩み等を中心にチェックした致しましたが、ざっと見た感じパネルにも異常はなさそうです。

まとめ

以上の結果を踏まえ、9月に出力が下がった理由は単純に「天気が悪かった」事が原因だと結論づけました。ただ機器故障の可能性もゼロではありません。パワコンの故障やセルの部分欠損があるかもしれません。ただ、それも10月や11月の発電結果を見れば明らかになる事でしょう。また今後、赤外線装置やソーラパネルチェッカー等を使って不具合を発見できるようにお勉強をする予定です。(=゚ω゚)ノ

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