スペースワールド来年以降も営業継続へ – エイプリルニュース —

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4月1日 イオングループの金融持ち株子会社イオンフィナンシャルサービス(IFS)が「スペースワールド」(北九州市)を運営する加森観光(札幌市)を買収すると発表した。これにより2017年12月末に閉園予定であったテーマパーク「スペースワールド」(北九州市)は来年以降も営業が継続される見込みとなった。
スペースワールドは総面積は約24万平方メートル。九州一のアトラクション「タイタンMAX」や「ザターン」等を有する一大遊園地で、同施設の継続営業を北九州市市民は歓迎している。折しも昨年12月16日に閉園を発表して以来、惜しむ人々により来場者数はうなぎ上りの状態。人気施設「タイタンMAX」などは2時間半の待ち時間が発生するなどV字回復の兆しを見せていた。
しかし施設の老朽化は否めなく、加森観光単独で全施設のリニューアルを行うことは事実上、不可能な状況であった。そこに救いの手を差し伸べたのが同施設の横に大型商業施設経営するイオンだ。今回の買収に伴いイオンモール八幡東とスペースワールドは直結される予定。イオンはお客様が買い物したついでに観覧車やジェットコースターに乗れるようなサービスを展開する事で増収増益を見込めるとしている。

ただ同スペースワールドは広大な施設の為、イオンも単体で老朽化した施設全てを新しくする事は難しいと判断。そこで広く市民にクラウドファンディングを募る方法を検討しているという。同企画者を取材した処、クラウドファンディングを募る意図は今まではお客さんとして来場していた人々が、経営者の立場でスペースワールドの事を考えてもらえる様になるからだそう。お客さん目線で「スペースワールドも古くなったな。もうすぐ閉園かな」と感じていた人々が、経営者の目線で「どうしたら子供のころから楽しんだスペースワールドを復活させられるか」と考えてもらえる様になればと期待している。
更に街のアイスクリーム屋さんが同施設内に出店したり、経営者として看板業の会社が看板をリニューアル、テントの施工会社が天幕などをリニューアル施工できる様な制度も検討している。同制度では天幕などを施工して頂いた場合は、そのテントに施工会社の広告を入れる事で、施工会社側にもメリットが有るとしている。
イオンが主導し市民一人ひとりを経営者として参加させる事で、地域一体となり盛り上げていくテーマパーク。この新しい取組みで、シンボルのテーマパーク閉園で暗くなっていたムードを吹き飛ばし、再び活気ある街、北九州を取り戻して欲しいところだ。
わっしょい九州!

以上、あったら良いな「エイプリル」ニュースでした。

Presented by ふざけるをまじめに考える ヒポラボ

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