意外と簡単に法人の「電子証明」が取得できました♪

システム開発,会社経営

私が経営する法人の電子証明書を取得したのですが、意外や意外、驚くほど簡単に出来ました♪ 備忘を兼ねてのメモφ(..)ですが、公開させて頂きます♪ ちなみに、私が行った環境はWindows10です。

大まかな流れ

電子証明を取得するまでの大まかな流れは、以下の3つだけです。

  1. 法務局に提出をする申請書とデータを作成
  2. 法務局に行き申請書とデータを提出する。
  3. 法務局で交付された確認表を元に電子証明書を取得

1.法務局に提出をする申請書とデータの作成

1-1.ダウンロードとインストール

以下のURLの法務省HPへアクセスし「商業登録電子申請ソフト」というアプリケーションをインストールします。
http://www.moj.go.jp/MINJI/minji06_00027.html

1-2.アプリの起動

インストールしたソフトを起動して「鍵ペアファイル及び証明書発行申請ファイルの作成」をクリックします。

1-2.必要項目の入力

「※必須」となっている個所を入力していきます。

※注意事項※

※注意1※

当然ですが、社名や住所は「謄本」通りに正確に記載してください。法務局へ提出する書類なので「謄本」と違う箇所があれば受理されず差し戻されてしまいます。

※注意2※

有効期限により、支払う印紙代が異なります。

  • 証明期間 3か月 の場合: 2,500 円
  • 証明期間 12か月 の場合: 7,900 円
  • 証明期間 24か月 の場合: 15,100 円

※注意3※

鍵ペアファイルパスワードは必ずメモしておいてください。後ほど電子証明を取得する際に使用します。また電子証明書の使用休止届出用暗証コードは、その名の通り、電子証明を休止する際に使用するコードです。滅多に使わないと思われるので、自分が忘れにくい、よく利用する番号などで良いと思います。

1-3.ファイルを保存

図の「ファイル作成結果保存」ボタンを押します。

1-4.申請書の記入・捺印

さきほど指定した場所に作成されたPDFファイルを印刷し必要事項を記入します。

1-5.USBメモリへ保存

さきほど指定した場所に作成されたデータファイルをUSBメモリに保存します。
※必要なのは「SINSEI」ファイルのみですが、すべて保存してもOKです。

2.法務局に行き申請書とデータを提出する。

■2023年12月追記
どうやら現在は法務局に行かずともオンラインで申請する方法もある様です。(当時は無理でしたが。)
利用するのは【申請用総合ソフト】で【マイナンバーカード】を利用すれば発行に必要な署名もできます。(ただしICカードリーダが必要な様です。)

という事で、次回、自分が電子証明を再発行する際に忘れないよう備忘( ..)φメモメモしました。

以下、実際に法務局に足を運んだ際の手順です。

以下の物を持って会社住所の管轄の法務局に行き手続きをします。

  • 上記1-4で記入・捺印した申請書
  • 上記1-5で保存したUSBメモリ
  • 会社の印鑑カード
  • 印紙代(※1)

印紙代(※1)
なお先にも記述しましたが、印紙代は以下の通りです。

  • 証明期間 3か月 の場合: 2,500 円
  • 証明期間 12か月 の場合: 7,900 円
  • 証明期間 24か月 の場合: 15,100 円

3.交付された確認表を元に電子証明書を取得

3-1.確認票のシリアル番号

法務局で交付された「電子証明書発行確認票」に記載されている「シリアル番号」をメモします。

3-2.アプリの起動

上記1でインストールしたアプリを起動して「電子証明書取得」をクリックします。

3-3.電子証明の取得

シリアル番号欄に、上記3-1でメモした「シリアル番号」を入力します。
また鍵ペアファイルやパスワードは、上記1-2で作成した物を入力します。
次に、新しく取得する電子証明の出力先を入力しパスワードを決めます。
このパスワードは今後とても重要なパスワードとなりますので、しっかりと覚えておきましょう!

入力したら「証明書取得実行」ボタンを押します。
※ちなみに次の画面でハッシュ値が出てきますが、そんなの気にせず「続行」しちゃってください(;^ω^)。わかる人だけ気にすればOKな話です。

すると電子証明書 ( XXX.p12 ) がダウンロードされます♪ 

思ったより簡単ですね。以上、電子証明の取得方法でした(#^.^#)。

次は「P12ファイルから電子証明書をインポートする方法」をご参照下さい。

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