電気自動車の防寒対策♪

電気自動車

突然ですが知ってますか? 電気自動車は充電中に暖房を使えません。なので冬は、外出先で急速充電する間、寒さに耐えながら充電が完了する30分間を耐えているんです。

また電気自動車は暖房をつけると極端に走行距離が減るんです。ちょっと不思議な感じですよね? だってガソリン車の場合、エンジン自体が発熱するので暖房をつけても、それほど燃費は悪くならないですもんね。でも電気自動車は違うんです。家庭用エアコンと同じで暖房を暖めるのに電気を消費します。そして家庭用のエアコン同様、冷房より暖房の方が電気を消費してしまうのです。どれくらい消費するのかというと、「EVsmartBlog」さんの「電気自動車は冬に走行距離が半分になる?」という記事によると、私のiMiEVは「-30%」の減少、つまり夏場は100kmある走行距離が、冬場には70kmになってしまうそうですorz..

ちなみに電気自動車担当の相棒KちゃんはミニキャブMiEVに乗っているので「-38%」の減少、夏場は120KMある走行距離が冬場には75Kmになってしまいます。運送業で荷物の配達に使用するには、この走行距離は致命的なので、配達時間に間に合わせる為にいつも暖房を一切使わずガタガタ震えながら120kmを爆走しています。

でも全く防寒対策しなかったら凍死するかもっていうぐらい寒いんです。そこで彼女が行っている防寒対策を紹介致します。まずはヒートシータから。

どういうものかと言うと、シガーソケットから電気の力で暖たまるシートです。

※補足※
走行用のリチウムバッテリーを使用するエアコンは充電中には使用できませんが、ガソリン車と同様の鉛バッテリーからのアクセサリー電源は充電中も使用できます

お次は熱線入りのグローブとインソールです。

グローブはとっても暖かいです。ただ単体で使うと、外に出たり風を受けた時に一気に熱が奪われてしまいます。熱が逃げない様に、普通の手袋のインナーにした方が良さそうです。

なおインソールは、去年の冬の終わりにホームセンターで半額で買って置いた防寒ブーツに入れて使用。

んんん…?でもなんかあまり暖かさを感じない…。温度調節も何も出来ないものだから、ほんのり暖かいくらいにしてあるのかな?。

あとは雪山にも登れるぐらいの厚着をし、暖房を一切使わず寒さに耐えながら120㎞を爆走、運送業に励んている毎日です。

■追記(2019/11/4)■
あまりに寒かったので新車(10.5kWhモデル)に乗り換えた際、純正ヒートシーターのが標準装備になっていました。たしか以前、アイミーブはオプションだったはずですが、やはり標準装備にする必要があると判断された様です(笑)。しかし、さすが純正のヒートシーターですね。とても温かいです

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