DIYで電気自動車にサブバッテリーを搭載し電子レンジや冷蔵庫を動かしました。ちなみにEVも充電できます(笑)。
といっても電子レンジや冷蔵庫を収める枠を作って、その中に、以前に報告した「DIYで自作したポータブル電源」を搭載しただけです(笑)。ちなみに、このポータブル電源は高出力(1500W)なので、電気自動車すら充電できるんです♪
これを使って以下のような構成を実現してみました。ちなみに私のオリジナルアイデアです♪ これ商品化できるかも(笑)なんちゃって。
制作過程
まず最初に用意したのは、以前DIYで自作したポータブル電源です。これは、そのまま使います。(こちらの制作過程は以前の記事をご参照ください)
これを荷室後部に格納しました。ついでにもう1個バッテリーを増設してしまいます。増設した理由ですが、上部に電子レンジや冷蔵庫を置くと下部のバッテリー置き場のスペースが余ってしまい、2個置いてみたところピッタリだったからです。それに容量が大きい方が長時間冷蔵庫も動かせますしね。
この2個のバッテリーは簡単に外せる様に端子台で接続してみました。なお使用したディープサイクルバッテリーは「AC Delco:M31MF」で、12Vのまま使用できる様に並列接続しました。容量は一つあたり115Ah(20時間率)あるので電圧12Vを乗じた1.38kWhとなり、2つ合わせれば単純計算で2.76kWhもあります。この容量を12Vで使用するのは怖すぎるので端子台はタッパーに格納しました。
これを家庭用100Vコンセントから充電できる様にAC Delcoの充電器「AD-2002」も接続しています。ちなみに2個のバッテリーを並列接続していても普通に充電する事ができました。
これは余談ですが、この時「ソーラパネルから発電した100V電源」を利用しています。(興味があればご参照ください♪(#^^#))
でもって一番肝心な部分です。電気自動車の「走行用バッテリー」からサブバッテリーを充電する部分に取り掛かります。
といっても、このミニキャブミーブの「走行用バッテリー」は88セル直列に接続されており総電圧330V、総電力量16kWhです。単純に接続させる事なんてできません。そこで「補器バッテリー(12V)」を経由して「サブバッテリー」を充電します。(※その原理については、これまた以前の記事をご参照ください。実は同じことをやっています)
ちなみに前回の記事は災害時を想定した内容だったので補器バッテリーとディープサイクルバッテリーを直結させていましたが、今回は常設する状況です。とうぜん車両火災が怖いので間にヒューズを入れる事にしました。さらに「キーオン」した時だけ充電されるように「リレー」もかませます。
プラス側を「補器バッテリー」>「ヒューズ」>「リレー」の順番で接続します。
そしてサブバッテリーへ接続します。実際には2つのバッテリーのちょうど中間となる先ほどの端子台に接続しました。
リレー作動用の電源はACCからとります。これで「キーオン」した時に充電が開始されますが、過充電が怖いので更に別スイッチも追加しました。(ついでにパイロットランプも取り付けます)。
さっそく充電してみます。ためにし充電中、電子レンジを使用したらどうなるか、やってみました。結果は、、、
動画の通り、電子レンジを使用してない状態では5A以下の電流量でした。電圧は14.2Vで充電してくれているようです。
しかし、、、電子レンジを使用している状態では40Aの電流量でした。動画の2:22あたりでヒューズが飛ぶ様子を撮影する事ができました。
ヒューズボックスを触ってみると、熱っ!! けっこうな熱を持っています。
なかなか危なそうなのでヒューズをいろいろ変更して実験していきます。ちなみに今回用意したヒューズボックスとリレーの許容電流は30Aです。充電ケーブルも2スケだけでは不安なので2重にして合計4スケとしました。結論としては安全を考慮し25Aのヒューズを入れる方針とし、サブバッテリー充電中は電子レンジを使用しない方針とします。うっかり充電中に電子レンジを使用しても、あっというまにヒューズが飛んで安全を確保する算段です。
ちなみに最近、とある案件に従事しており2ヶ月ほど大企業にお勤めしておりました。その際、このEVキャンピングカーで通勤し、昼休みは電子レンジで熱々お弁当を食べ仮眠をとる、という事を週5日間繰り返しました。
結果、2か月間まったく問題なし、この構成で快適な昼休みを取ることができました。しかもコロナ渦対策になってますよね♪ 密を避けられ暖かい食事も食べられて仮眠までできるなんて♪ 加えて、このポータブル可能なEVサブバッテリーの実験まで行えるんだから我ながらナイスアイデアです(笑)。
そうそう、大事な写真を忘れていました。もちろんサブバッテリから電気自動車を充電する事もできます。単純計算では以前の実験の2倍充電できるハズなのでSOC7%ぐらい充電できるかな?(走行距離でいえば7kmほど)。これなら電欠(ガソリン車でいうガス欠)しても安心ですね。
最後に余計な事かもしれませんが、これだけ大容量の電気を使用する場合、火災や感電などのリスクが高く非常に危険です。ですので十分に知識のある方のみトライしてください。独学ですが私は電気工事士や蓄電池設備整備者の資格取得を通じて勉強しました。もちろん電気業で生計を立てている方の足元にも及びませんが、少なくとも色々と勉強をした上で、こういった危険な事をしています。生半可な知識の方は危ないのでトライしないでくださいね。(それと熟練者の方々、私の至らぬ点をビシバシご指摘お願いいたします。)
今日はマンションのエントランスへのアプローチの剪定作業をしました。
新しくHikokiのトリマーを購入🎶
電源が無いので、ミニキャブミーブで充電したサブバッテリーを使って電源を取り出し作業しました😃😃
だいぶスッキリしたかな~❣️
江崎 香織さんの投稿 2021年4月16日金曜日