WordPressプラグイン「Simply Static」

wordpress,Web開発

今回はWordpressプラグイン「Simply Static」を紹介します。静的HTMLなので爆速サイトを作る事ができます。更新頻度が低いサイトであればおススメです♪
ただしサーバサイドプログラムが必要な、お問い合わせフォームやサイト内検索などが動かなる点にご注意ください。例えば、お問い合わせならGoogleフォームやGreenフォームを使う、検索ならGoogleカスタム検索を利用するといった対策が必要になります。

ちなみ2017/10/1現在、wordpress4.8.2では「お使いのバージョンの WordPress ではテストされていません」と出ますが、問題なく動きました。

プラグインの使い方
1.「プラグイン」ー>「新規追加」で「Simply Static」と検索しインストール、有効化する。
2.左ペインメニューに「Simply Static」メニューが追加されるのでクリック。サブメニューから「設定」を選び、リンク先URLに「絶対URL」を選択し、対象サイトのURLを入力する。

3.「Simply Static」のサブメニュー「生成」を選択し「静的ファイルを生成する」ボタンをクリック。
4.後はダウンロードしたから静的HTMLファイルZIPアーカイブを対象サイトにアップすれば完了。

なお基本認証をかけている場合は、「設定」ー>「上級者向け」の中にユーザ名、パスワードを設定する箇所があります。

ポイント1.sitemax.xmlの静的コンテンツの生成

プラグイン「Google XML Sitemaps」を導入し、サイトマップのXMLを生成している方は、以下の様に「sitemap.xml」も静的コンテンツを出力するように設定してあげてくださいね♪

  1. 「Simply Static」>「設定」を選択し、「インクルード/エクスクルード」タブを選択し、「追加するURL」に「http://Simply-staticが動いている自サイトのURL/sitemap.xml」を記入。最後に「変更内容を保存」ボタンを押します。
  2. 上記設定でサイトマップの静的XMLも生成してくれます♪ あとは「Google Serch Console」等を利用し、手動でサイトマップXMLを読み込ませてあげてください。

    なお「Google XML Sitemaps」プラグインは、記事を更新する度にサイトマップを更新してくれます。Googleとbingにその通知を行うことによって早いインデックスが期待でき、さらにそのサイトマップの位置を仮想robots.txtへ正確に伝えてくれる便利な機能があります。
    ですが静的コンテンツを出力する場合は、それは仇となります。出力元となるサイト(例えばローカルサイトやステージングサイト)を検索エンジンに登録してしまう可能性があるので、これらのチェックは忘れずに必ずOFFにしてください。

  3. 左メニューより「設定」>「XML SiteMap」を選択し、以下の3項目のチェックを外す。
ポイント2.プラグイン「Disable Emojis」も導入した方が良いです
静的HTMLに変換した本番サイトHTMLの中に、Simple Staticを動かしているステージングサイトにアクセスするHTMLコードが残っている場合があります。
調べてみると「自動挿入される絵文字用コード」が原因だったので、プラグイン「Disable Emojis」を導入し解決しました。

この件の詳細は、以下の記事をご参照ください。
プラグイン「Simple Static」で静的コンテンツを生成している人は、プラグイン「Disable Emojis」も入れておきましょう。

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