停電時に冷蔵庫を動かす方法、かな?(そのあと、冷蔵庫を壊しちゃったので微妙ですが、、)
最近、台風15号の被害で、千葉で大停電が発生しましたね。実は私の友人も被災しました。とくに困ったのが冷蔵庫が動かせなかった事らしいです。そこで、停電時に冷蔵庫を動かす方法を考えてみました。
ちなみに実験で使った我が家の冷蔵庫のスペックは以下の通りです。容量は335リットルなので、2人~3人向きの冷蔵庫といった処でしょうか?
なお、使用したDC-ACインバーターは「定格1500w(最大3000W)」の出力を誇ります。
また、バッテリーは「AC Delco:M31MF」を使用しました。115Ah(20時間率)あるので電圧12Vを乗じた単純計算では1.38kWhとなり、かなりの大容量と言えるでしょう。値段も1万円前後と来れば、コスパは最強です。
バッテリーチャージャーを利用して、バッテリーを満タンにしておきます。
※注意※ちなみにディープサイクルバッテリーは安価な充電器では充電できません。
さて19時36分に実験を開始致しました。なお、この日の気温は24度です。
なお、この組み合わせ、実は電気自動車を(数分だけなら)充電できるほど、強力です。湯沸かしポットだって、ほら、この通り。
もちろん電子レンジだって動かせます。だから冷蔵庫なんて、へっちゃらです♪
この後、冷蔵庫、壊しちゃいました。。。
ここで、閃いたアイデアが、、実は悪魔の囁きでした。。(;・∀・)。。 前回、「SUAOKI PS5Bで冷蔵庫は動かせるのか」の実験で「300Wでは電力が足りない」という記事を書いたのですが、「じゃぁ我が家の冷蔵庫は、起動するとき、いったい何ワット必要なんだ?」という疑問がおきました。そこで、以下の様に、クランプメータを利用してアンペア数を測定し、必要なワット数を算出しようと、閃いてしまいました。。
で、実際に測定した動画が以下です。瞬間、最大7.62A流れましたね。電圧を100Vと仮定すれば「762W」は必要という事です。。って、、、あれ??(;・∀・)。。
ん!!((+_+))、動画の最後の方、見てみてください。なぜ「0A??」。。あわてて、普通の家庭用コンセントに指しなおしてみます。。
やっぱり「0A」、、冷蔵庫の中は真っ暗、、やっちまいました(;・∀・) 冷蔵庫、壊しちゃった。。
そもそも冷蔵庫は、何度もコンセントを抜き差しする事を前提には、作られていません。。そんな事をしたら、壊れますよね(;・∀・)。。
くれぐれも皆さま、私と同じ過ちは犯さない様にしてください。
という事で結論としては、停電時に冷蔵庫を動かしたいのなら「ESS P1S1」等を購入しておきましょう。私は所持していないので責任は持てませんが、ニチコンなら間違いないと思いますよ♪
追記
ちなみに今回使用したバッテリー「AC Delco:M31MF」は、重量が26㎏もあります。落としたら、足のつま先が潰れるぐらい危険な重量です。持ち運びは不可能と言っても良いでしょう。
対して「SUAOKI G500」や「SUAOKI PS5B」等は、重量が軽く、持ち運びが便利です。
私の友人いわく、いっそのこと、上記のようなポータブル電源と、必要なものだけ入れられる小型冷蔵庫を購入するのもありだよ、って申してました。車中泊用とかあると、キャンプにも利用できて良いかもしれませんね。もしくは寝室に小型冷蔵庫とかも有りだと思います。後は強力保冷剤を冷凍庫に常備して、夜はそれを冷蔵庫に入れれば一晩いけるだろうと。なるほどね。電気が何日間も停電するなんて事、一生に、そう何回も無いもんな(;・∀・)。
我が家では「直流の冷蔵庫」を購入しました。ちなみに以下の写真のソーラパネル、ポータブル電源、冷蔵庫は、すべて「直流」です。なので電力のロス(損失)が少ないです。さらに「ほぼ0円で冷蔵庫が動かせそう」です(笑)。
よく考えてみれば、大掛かりな蓄電池(滅多に使わない「非常用」)より、キャンプ等で使える「常用」を購入する方が合理的かもしれませんね(^_-)-☆。
んー、、。確かな事はわかりませんが、、やはり「疑似正弦波」のインバータは危険かも。。すこし値段が高くても「純正弦波」のインバータを購入する方が良いかも、、。