商用電源の無い所でオフグリッド発電を利用し防犯カメラを設置、更にインターネットで経由で監視する方法です♪
なお、ココは「全量売電の太陽光発電所」なので商用電源は受電していません。(正確には受電しているのですが、あくまで発電所を監視・制御する機器用の電源」なので、個人の好き勝手に機器を増設できません。)
そこでDIYの太陽光オフグリッド電力で電源を確保し、防犯カメラを設置する事にしました。なんかオカシイですよね。商用太陽光発電所の横に、わざわざオフグリッド太陽光発電作るなんて(笑)。でも、ここは「しぜんエネルギー研究所」にする予定地なので、むしろウッテツケなんです。経産省に申請して全量売電の許可を得た太陽光発電は勝手に構成を変更する事はできませんが、オフグリッド太陽光発電なら自分の自由に研究できます。なおパネルの設置場所ですが崖(法面)を有効活用しました♪
さらにUQ WIMAXを利用し、インターネット上からも監視できる様にしています。
今回は、その制作過程をご紹介したいと思います。
防犯カメラの構築過程
まず始めに防犯カメラを購入しセットアップしました。選んだのは「ZOSI 230万画素 防犯カメラセット(HDD無し)」です。なんと購入時(2019年10月)は税込¥19,999円で販売されています。カメラ8台と考えるとウルトラ激安ですね(笑)。
なお梱包されている内容は以下の通りでした。カメラコードの長さは16mあります。とりあえず余っている自分のHDDを組み込み、セットアップしました。
次に単管パイプを利用しカメラを設置しました。一本の単管パイプに4つのカメラをセットし合計2か所です。
ちなみに人力です(笑)。たった2本ですが、かなり苦労しました(;^ω^)。使用した道具は以下の通りです。
この後、強風が吹きだしたため写真をさぼってしまいましたが、同様に単管パイプで、ソーラパネルの架台も作成しています。なお端はさび止めを塗りキャップしています。
購入したソーラパネルは以下の通りです。まずはパネルを購入しました。ソーラーオフというサイトから、「ネクストエナジー社の多結晶255Wパネル(12,000円/枚)」を4枚、購入致しました。これで計算上は「255×4= 1020W」出力できるハズです。
https://www.solar-off.com/shopdetail/000000000199/offgrid/page1/recommend/
このパネルのアルミフレームには8か所穴が開いています。これを25.4φのメッキパイプに接続し、それを48.6φと接続しています。
この太陽光パネルから電力を取り出す為、購入した機器は以下の通りです。
なお試行錯誤の末、バッテリーは2並列24V構成の2直列にしました。それに合わせインバータも24Vで使用できるタイプです。またパネルも2直2並列で接続しました。これぐらいやれば、曇りや雨の日が連続しても防犯カメラが落ちることはなさそうです。
さらにUQ WIMAXを利用し、インターネット上からも監視できる様にしています。
なおモニターさえ使用しなければ消費電力は微々たるものです。それなのに、バッテリーを4つも使用している所は無駄に思えるかもしれませんが、曇りが1週間以上続いた日は、バッテリー2つだけでは足りませんでした。そこで4つに増設した次第です。なお本構成にしてから3か月経過致しましたが、現在は調子が良く、問題なく稼働しています。
おまけ:もっと簡単な方法
ちなみに、もっとお手軽に設置する方法もあるので紹介しておきます。以下の様な商品がアマゾンで販売されています。これなら配線不要で簡単ラクチン♪ しかもWifiがついておりネットに接続できれば、何処に居てもスマホからリモート遠隔監視できます。
【ソーラーパネル付き防犯カメラ】YESKAMO バッテリーカメラ屋外対応Wifi
ただし、1台14,680円もします(2020/2現在)。もし8台ほど設置しようとすると12万円近く必要な計算です。少し高すぎなすね(;^ω^)。という事で、結局、貧乏性な私はオフグリッド発電で監視する方法を選択しました。
でも、1台だけ手軽に設置したいという人には、こちらの方が良いと思います。もしご興味がある方は、以下の記事もご参照ください。
DIYでコンセントが無い場所でも簡単に防犯カメラを設置できます♪ソーラーパネル&Wifiカメラ【YESKAMO】
周囲は畑、まったく電気が来ていない場所に、どうにか防犯カメラを設置できないかと悩んでいたら、アマゾンで以下の様な商品を発見しました。おー、これなら配線不要で便利そうですね♪ しかもWifiがついており、インターネットに接 […]