風力発電、2基目を増設しました♪、が、トラブル続き(;・∀・)。風力発電はムズカシイですなぁ。。
以前に購入した3枚バネの風力発電と同じ「eco-worthy」さんから販売されている風力発電機で、今回は微風でも回る様、6枚ハネを購入しました。
同じメーカーなので今回も回転しないかな?と思っていたけど、やっぱ6枚ハネは違いますね。微風でもグングン回転してくれます。
※左が3枚ハネ、右が6枚ハネの風力発電機です。
ただ残念ながらコントローラーは付いてきませんでした。そこで以前購入した3枚バネ(400W)のコントローラーに接続して発電しようとしたら、、、
大トラブルが発生しました(;’∀’)。
トラブル1 コントローラ無しの無負荷運転は危険
新しい6枚バネ風力発電機にコントローラーを付け替えたので、当然、3枚バネの風力発電機にはコントローラーが付いていません。危険かな?とも思ったのですが、大きな低気圧が来ないと回らない奴なので大丈夫だろう、と比較する為、そのまま残して置いたら、、、
※左が3枚ハネ(コントローラ無し)、右が6枚ハネ(コントローラ有り)です。
そういう時に限って強い風が吹くんですよね(;・∀・)。。これだから「だろう運転」は危険なんだな。。
ちなみに風力発電機は無負荷運転をすると風車が暴走し発電機のコイルが焼損します。最悪の場合、火災炎上します。
って、どうしよう(; ・`д・´)。うかつに近づいたら指や手首が吹っ飛びそうです。この状態では物理的にストップさせる事ができません。。
そこで発電機から出ている3本線を剥いてショートさせました。
これ何をやっているのかというと「風力発電の短絡ブレーキ」と言って、短絡させる事で逆起電力(フレミング右手の法則)が発生しブレーキを掛けられる仕組みです。
ブレーキがかかる動画は撮れませんでしたが効果は絶大、おもった以上に回転が収まり、無事、羽を外す事に成功しました。あー危なかった(;・∀・)。
この様に回転しないからといって電線を開放状態にするのは危険です。一般的にはレギュレータ付きチャージコントローラー、複数の電球、抵抗器(ヒーター)、バッテリー等に接続して負荷がかかった状態にします。コントローラー内蔵型の風車でもブレーキスイッチは標準装備するのが普通です。以下はコントローラーに接続していた頃の動画です。
雨の中の動画なので解りずらいかもしれませんが、赤いランプが点灯しブレーキがかかっている様子がわかります。
ただしコントローラが壊れる事だってありますよね? 事実、風速によって電力が激しく変化する風力発電はコントローラが壊れやすいと、よく耳にします。
今回私は、緊急事態だったのでコードをちょん切ってショートさせましたが、皆様は「短絡させるスイッチ」(=ブレーキ)を事前に装着させる事をおススメ致します。
トラブル2 サイズピッタリなイレクターパイプでは強度不足
ちなみに以下は新規で増設した6枚バネの風力発電です。こちらは、ちょうどイレクターパイプの径とピッタリだったので柱として利用したのですが、、、
とくに25秒目ぐらいから見て下さい。イレクターパイプでは強度が足りずグラグラです(;・∀・)あぶなっ!!
てな事で単管パイプを柱にする為、改造しました。こんな感じでキャップに穴をあけて、、
イレクターパイプで作った柱を、まんま単管パイプに差し込みました(;^ω^)。手っ取り早いでしょ。
という事で、今では低い風速でも、とりあえず順調にハネは回転してくれています。
しかし今度は、いくら羽が回っても低い風速では5v前後しか発電しなく12vバッテリーを充電できないという問題が、、(;^ω^)。
こちらに関しては、現在、Amazonで販売されている色々なコントローラーや昇圧器などを試している最中なのでデータがまとまったらご報告致します。
しかし太陽光の方が風力より電力が安定して扱いやすいから流行したのかもな。風力発電はムズカシイです。ころころ風速が変化して定量的に発電状態を測定する事がナカナカ大変です。いっその事、ドラム缶と工業用扇風機でミニ風洞実験室でも作ろっかな、と思っている今日この頃です。