バッテリー劣化チェック(MINICAB-MiEV)第1回

電気自動車,自動車関連

以前「i-MiEVのバッテリー劣化チェック」の記事を投稿しましたが、今回は「ミニキャブ-MiEVのバッテリー劣化チェック」をしました。
('◇’)ゞ

ちなみに理由は「i-MiEV君のバッテリー劣化の結果に疑問が残る」結果となったからです。さらに前回の測定のアホなミスで「i-MiEV君が入院中」となってしまいました。なので今回は「ミニキャブ-MiEV君でバッテリー劣化度を測定しよう」って魂胆です。

計測方法

手順は以下の通りです。

手順1
走行バッテリーが、ほとんど空になるまでi-MiEVを走らせる
手順2
バッテリー空っぽのi-MiEVをけん引して、充電スポットまで移動する
手順3
そこから満充電して、実際に充電された電力量(kWh)を測定する
(正確には、充電器が消費した消費電力量(kWh)を測定する)
手順4
手順3で計測された消費電力量(kWh)から、新品走行バッテリーが16kWhに対し何パーセント劣化したバッテリーなのか計算する。

※赤字部分は前回測定時と違う部分です。「けん引」はしない事にしました。なにせ「ミニキャブMiEV君」まで壊してしまったら足が無くなるどころか、仕事に影響があるので(;^ω^)

なお使用した充電設備は、マンション「RIO LACOOCO」の普通充電器(EVコンボライト)です。

URL:https://rio.lacooco.com/equip2/

こちらの充電器は、ひとつの充電コンセントに対し、ひとつのアナログ子メータがついているので、かなり正確に消費電力量を測定できると思われます。

結果

まずはバッテリーが、ほぼ0になるまで走行しました。ちなみに我が家のミニキャブMiEV君はバッテリーの平滑化を行っているので「メータの残航続距離が0Km」=「バッテリー空っぽ」と言えるでしょう。
 
1.走行バッテリーが空の状態

2.充電開始時 測定写真

3.充電終了時 測定写真


4.結果まとめ
結果をまとめると以下の通りです。

充電開始時(※1)379.65(kWh)
充電終了時(※2)394.25(kWh)
充電器の消費電力量(※3)(※2)-(※1)=
14.6(kWh)
新品の走行バッテリー電力量(※4)(メーカーカタログ値)=
16kWh
バッテリー劣化度(※3)÷(※4)×100=
91.25%

なお今回測定したミニキャブMiEV君は平成25年式の16kWhモデル、走行距離は20万キロです。(ただし6万キロの時に、バッテリーが故障し新品に交換してもらっています。)
んー、14万キロも走行しているバッテリーなのに90%を超える数字は驚異的に良い結果ですね♪ ただし前回の記事でも物議を呼びましたが、実際には充電器の損失(ロス)が大きいと推測されます。(つまり、バッテリーはもっと劣化しているハズです)。なので次回(いつになるかわかりませんが)、三菱ディーラーにもっていきバッテリーの劣化を測定してもらい、今回の結果と比較したいと思います♪

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