太陽光発電の結果(2019年1月)

2019年1月の発電結果をまとめました(‘◇’)ゞ NTTスマイルエナジーの「エコめがね」レポート結果です。昨年の3月から開始した発電、結果を以下の表に記します。
年月発電量(実績)発電量(予測)予想に対する実績備考
2019/1795.6kWh781kWh102%
2018/12532.8kWh733kWh73%隣接するマンションの影が影響、加えて平年より天候悪し
2018/11867.6kWh937kWh93%隣接するマンションの影が影響
2018/101208.0kWh1354kWh89%隣接するマンションの影が影響
2018/91169.4kWh1444kWh81%平年より天候悪し
2018/82288.6kWh1743kWh131%
2018/72206.8kWh1640kWh135%
2018/61807.8kWh1507kWh120%
2018/51952.8kWh1820kWh107%
2018/41847.3kWh1581kWh117%
2018/31268.7kWh1030.5kWh123%3/9開始(22日間)
なお、参考まで以下に発電シミュレーション結果も掲載しておきます。

参考:発電予想シミュレーション

よかった、今月は僅かですが施工前のシミュレーションよりプラスに転じました。先月報告した「隣接する大きなマンションが落とす日影が影響して発電量が減っている」影響が減ってきているのでしょうか? ですが理論上では、まだまだ大きな影がかかっているハズです。

冬季に影の影響が大きくなる理由

※出典元(SUUMO):http://suumo.jp/journal/2015/12/22/103200/

気象データ

先に、隣接するマンションの日影が原因で発電量が減っていると申し上げましたが、気象条件も重要なファクターです。そこで、気象庁より日照時間のデータを入手しました。

2018~2019年の月別、風・日照量(北九州市八幡)


出典元:http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/monthly_a1.php?prec_no=82&block_no=0780&year=2018&month=12&day=&view=a3


出典元:http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/monthly_a1.php?prec_no=82&block_no=0780&year=2019&month=1&day=&view=a3

平年値(年・月ごとの値)(風・日照)(北九州市八幡)




出典元:http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/nml_amd_ym.php?prec_no=82&block_no=0780&year=2019&month=1&day=&view=a3

なお当物件が存在する北九州市小倉北区は気象庁データが存在しないので、一番近い「北九州市八幡」のデータを参考にしています。上記データを見る限り、例年1月の日照量は「94.6h」であるのに対し、2019/1の日照量は「133.7h」もありました。割合で言えば例年の141%、対して冒頭で述べたとおり発電結果はシミュレーションに対し「102%」しかありませんでした。


気象庁日照データと発電実績との対比

上表の「1に対する2の割合」は72%しかありません。やはり今回も日影の影響は受けているとみるべきですね。orz…。実際に、自前シミュレーション上では、まだまだ大きな影が残っている事がわかりました。

SketchUpによる日影シミュレーション結果

2018/6/21(夏至)のシミュレーション結果

2018/10/1時点のシミュレーション結果

2018/10/31時点のシミュレーション結果

2018/12/22(冬至)のシミュレーション結果

2019/3/1時点のシミュレーション結果

2019/3/31時点のシミュレーション結果

※日影シミュレーションの実施方法についてはコチラを参照ください。

まとめ

やはり冬季は「太陽高度」が低い為、発電効率は悪いですね。ですが全国的に太陽光発電量が少ない為、比較的、出力制限は多くなさそうです。まぁ需要と供給次第ではありますが、事実、九州電力のサイトを確認すると11月10日以降は、1月2日、3日しか制限はかかっていません。

九州電力による再エネ出力制御指示状況(2019/02時点)

※九州電力サイト「でんき予報」より抜粋
参照元URL:http://www.kyuden.co.jp/power_usages/pc.html#saiene

なお、実は当施設も10月に出力制限を受けています。また最近、北海道ではブラックアウトが発生してしまいました。人の手で発電量をコントロールできない太陽光発電、「逆に電力供給の安定に対して足をひっぱる存在だ」と批判的な有識者の方も多数存在しています。ですが、少し考えてみて下さい。太陽光が発電している日中、火力発電の運転は絞られていますよね。これは「太陽光発電のぶん、石油を燃やさずに済む」って事です。これって、資源が乏しい我が国にとっては素晴らしい事ではありませんか?

確かに今以上、再生エネルギーが増えても出力制御の対象になるだけかも知れません。投資をする方々にとっては残念なお知らせですが、それでも、その分、化石燃料を消費する事無く電力が供給できるのです。だからバンバン出力制御しちゃって良いので、今以上に再生エネルギーを増やしていくべき、と私は考えています。

ちなみに原子力エネルギーは(事故が無ければ)クリーンで大出力のエネルギーを人の手で完全に制御できます。しかも(事故が無ければ)コストも安い、というのが電力会社の言い分です。

もちろんその通りなのですが、私はやはり「事故が怖い」です。それに経済的な理由は如何かと。。(;・∀・)、、我々はスルーして経済的余裕を保ち、子供たちにツケを払わせる、って考えるとゾッとします。それならば、我々の世代が身を切り経済的な負担を背負ってでも原発を廃止し、再生エネルギーを推進させるべきでは無いでしょうか。

よく「俺は何でも知っている」と評論家気取りの人が居ます。そういう人は、ついつい欠点をクローズアップしてしまいがちです。ダメな理由って簡単に見つかりますもんね。そのネガティブな所に焦点を当てて「だからダメなんだ」って評論家の様に言えば頭良さそうに見えますもんね。ですがネガティブは消極的な世の中を助長し、生産性を押し下げてしまいます。そして真実は、何にでも欠点はあり、何にでも長所はあるという事です。だから否定から入る事なく、まずは肯定する事から考えるべきだと、私は思います。どうか太陽光(再生エネルギー)の長所を、、もういちど、ちゃんと考えてあげてみませんか? 

また、このような面倒な事を解決する為、日々、我々エンジニアが努力を重ねています。そうした取り組み中から、新しい日本を支えるテクノロジーや技術が産まれて行くのです。事実、近年「小丸川発電所」の様に、太陽光などの電力が余った際に水をくみ上げて発電用の位置エネルギーとしてためておく揚水発電所等の様な新しいテクノロジーが誕生しました。

図をクリックすると「小丸川発電所」の詳細記事をご覧いただけます。

素晴らしいですよね。資源が乏しい日本はもっと、こういった技術を研究、開発するべきだと思います。そして、そういった技術で世界をリードできる様になれば、経済的にもエネルギー政策的にも、我が国はより安定すると、と私は信じています。

実は今、弊社は新しい太陽光発電所を建設中です。既にFIT買取価格が低くなっているのに、当初計画時より安全対策に対する費用がかさみ赤字覚悟のプロジェクトになってきています。赤字になるプロジェクトを進める私は経営者としては三流です。ですが望むところです。いちエンジニアとして知恵を絞り、企業努力を重ねて黒字にしてみせます。

以上が、私の太陽光発電(再生エネルギー)に対する考え方です。というか生き方ですな。最後に、ちんぷな決まり文句ではありますが、キレイな地球を、、豊かな日本を子供たちに残してあげたいようじゃありませんか!
ねっ(=゚ω゚)ノ

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