日産リーフに乗ってガス代(燃料代)0円の九州一周旅行(2日目)

にゃんこ,電気自動車,トラベル,グルメ

日産リーフは月額2000円で日産販売店舗をはじめNCSを導入している色々な所での充電が使い放題となります。そういった所を駆使して九州一周、燃料代0円の激安旅を目指します。※この記事は2017/6/17に走行した記録です。

スタート前の充電

前日はギリギリまでバッテリーを使い切りました。ガソリンマークの下、走行可能距離が「—」(通称ヘビ)になっていますね。

充電開始時



1回目の充電終了時

充電器の設定時間まるまる30分を使って充電しました。

2回目の充電終了時

普段なら上記88%も充電すれば十分で、もう30分追加で充電(通称:おかわり)はしないのですが、今回は前回BMW i3との走行性能の比較のため、あえて「おかわり充電」をしました。


充電器は97%で終了しているのに、リーフでは100%の表示になっている事がわかります。何回か実験しましたが、いずれも同じ結果(97%から、いきなり100%表記)になりました。また新型リーフの場合、85%を超えた辺りから充電スピードが落ち始め、97%になると、もう普通充電並みの出力しかでません。この辺りの事は、別途「電気自動車の急速充電を80%~95%ぐらいで中断するほうが良い理由」という記事にまとめてありますので良かったら参照して下さい。

 

観光

それでは観光スタートです。前回のBMW i3の時と同様、宮崎を経由して鹿児島を目指したいと思います。

チキン南蛮有名店 直ちゃん

それにしてもホテルを10時にチェックアウト、10時30分に充電開始し、おかわり充電したので1時間、もう昼やないかーい(;’∀’) 飯でも食べに行きますか。せっかく延岡に来ているのでタルタルソースでは無いチキン南蛮で有名な「直ちゃん」に行ってみます。

Σ(・ω・ノ)ノ! 凄い行列。。これに並んでいたら、鹿児島到着できなそう。。

よく見ると「直ちゃん」のすぐ横のホテル「ルートイン」に普通充電器があるじゃないですか。。しまった、ここで充電しながらご飯食べてれば、時間を節約できたのにな。電気自動車での旅は『充電時間を如何に有効に使うか』がポイントです。今回は調査の為、充電器に張り付いて写真を撮っていたので有効に使えませんでしたが、次回こそは、ここで充電しながら「直ちゃん」で食べようと思います。
(写真は、あたかも充電している様に撮りましたが、今回は充電していません('◇’)ゞ あしからず)

チキン南蛮「おぐら」で父の日限定メニューのステーキ

さて、とりあえず「サクっ」と入れるお店で昼ご飯を食べる事にしましょう。やはり延岡なので、チキン南蛮発祥の店「おぐら」に入ってみようと思います。(というってもチェーン店ですが)

おや?父の日限定メニューがありますね。せっかくなので頼んでみました。こちらの様子は食べログにまとめていますのでソチラをご参照下さい。ちなみに運転は相棒Kちゃんにお願いして僕はビールを頂きました♪ だって父の日だもんね。

美しい景観の海水浴場 伊勢ヶ浜

ここは2つの岬に囲まれており「日本の海水浴場88選」に選ばれている風景がキレイな海水浴場です。

海水浴に来るのであれば海岸左側の駐車場を使うべきだと思いますが、景観を楽しむのなら海岸右側の「大御神社」から松林を抜けて海岸に行くのをお勧め致します。こちら側から見れば「日本の海水浴場88選」に選ばれた理由が納得できます。

宮崎までの道中の風景

さて宮崎を目指して国道10号線をひた走ります。景観が良いですね。写真をパチリパチリと撮っていきます。

※写真 1-2 :金ヶ浜のサーフィンの様子
※写真 3-13:お船出の湯 (過去に入浴した事があります。おススメです♪)
※写真14-18:耳川周辺の景観

おがたのマンゴー(かわいいネコが居ます)

宮崎の完熟マンゴーって、熟してくると1つづつこんな風にネットを付けます。そして熟して自然と網の中に落ちたものだけを出荷する。まさに「完熟」という名前の通りですね。

「今が一番の食べごろですよー」と大自然が教えてくれる味、さっそく試食を頂くと、、Σ(・□・;)うんまーい!! やっぱり完熟したマンゴーは甘いですね~♪ おもわずマンゴー3個もお買い上げしちゃいました。

ちなみに入り口で、かわいい(おもしろい)ネコちゃんが出迎えてくれます。

4枚目と5枚目の写真がかわいい♪(#^.^#) 踏みつけられて「お?」「ギャー」ってなってます。最後の9枚目では舌を出してますね(;’∀’)こいつらお笑い漫才師か?

※緒方マンゴーでの詳細は「美味しい~♪緒方果樹園のマンゴー(猫にも会えるよ)」の記事にまとめてありますので良かったら参照してください。

青島神社と「AOSHIMA BEACH PARK」

海岸から延びる青島へ続く橋を渡ると、鳥居へ続く道の横に大きな「鬼の洗濯板」が広がる海岸が現れます。砂浜は、貝殻が砕けて出来ている白ピンク色で、きっとココでしか見れないであろう、とても綺麗な風景でした。

なお青島へ渡る手前の海岸には「AOSHIMA BEACH PARK(青島ビーチパーク)」と呼ばれる洒落たビーチハウスが期間限定で開かれています。
(※2017年は4月28日~10月29日まで)

有名なパワースポットとしても知られる青島神社記事は「青島神社と「AOSHIMA BEACH PARK」(宮崎)」にまとめてあります。

目的地を変更 霧島

さて電気自動車でのガソリン代0円旅ですが、ついにリーフのバッテリーが空になってきました。そろそろ充電をしなくては。霧島辺りが丁度良さそうです。当初は「鹿児島」が目的地ですたが、すでにBMW i3 との比較はできました。この際だから芋焼酎で有名な「霧島」で宿泊する事にします。

霧島までの道のり

霧島への道のりを、何故か海沿い国道10号を選ばず山道(県道2号線)を選んでしまいました。写真を撮り忘れたのですが、恐らく走行距離が20㎞も残っていません。山の中で「電欠」(ガソリン車でいう所のガス欠)したらどうしよう(; ・`д・´) ヒヤヒヤしながら運転しました。

※写真1枚目は33km残っていますが、写真2枚目は1枚目から11km進んだ後に撮った写真です。しかも山道を登っていたので、恐らくもっと減っていたでしょう。
※写真3の青い点の位置に居ます。目的地までギリギリの距離ですが、ラッキーなことに、ここから下り坂が続きます。回生ブレーキによる充電をフルに活用して、電気を貯めながら走行します。

到着時のメーター

よかったぁε-(´∀`*)ホッ 目的地になんとか、たどり着けました。


ガソリンマークの下に「---」(通称ヘビ)が出ていますね。電欠するかとヒヤヒヤものでした。ちなみにヒポラボは見た事無いのですが「ヘビ」の次は「カメ」マークが出るそうです。GoGoEVで投稿数全国1位を誇る相棒Kちゃんは、何度も見た事があるそうですが。。(そして何度も電欠しているそうです。( ;∀;)おそろしや)

まとめ結果

結果、走行距離は218.8km でした。山道や海沿いのうねった道を走ったこと、途中、遅くなりそうで飛ばした事も考えると驚異的な数字です。正直、BMW i3(レンジエクステンダー付き)には遠く及ばなかった物の、ひと昔まえの電気自動車に比べたら、ここ数年で格段に進歩していますね。これだけあれば、なんとか旅行も出来ます。

ただ今回お借りしたリーフは、現状の日産EVのフラッグシップモデル(カタログ航続可能距離280kmに伸びた「日産リーフ」マイチェンモデル)です。つまり、日本の電気自動車のフラッグシップ(旗艦)です。

それが、外国の「BMW i3」や「テスラ」には遠く及ばない性能だという点は、少しガッカリというか危機感を感じます。以前の記事「電気自動車が走りながら充電できる道路」にも書きましたが、世界中で走行中充電のインフラ整備が進めば、将来は一気に電気自動車へ傾く可能性がある中、このまま日本がEV後進国だと経済の柱である自動車産界で遅れをとる事になります。正直、日本の将来が心配でなりません。もう少し、国を挙げ電気自動車を研究する必要があるのでは無いでしょうか?

とは言え、日産は近々に新型リーフを出すみたいですね(外部リンク)。日産ディーラーに確認した所、まだ正式な航続可能距離は発表になっていないみたいなのですが、すでにディーラ販売員を集めて試乗会なども行っているそうです。

これは楽しみですね。がんばれニッポン。電気自動車の世界でも技術大国の意地と維持を見せて欲しいものです。

おまけ:今晩のお宿

この旅のコンセプトは激安(燃料費0円)旅です。なので、いつも格安ビジネスホテル(東横インとかアパホテルとか)ばかり泊まってきましたが、本日は父の日だし、たまには少しだけ良いとこ宿泊しちゃえぃ♪

ホテル京セラ(霧島)

少しだけ写真を載せますね。

まじで良かったです。これでも一泊朝食バイキング付きツインのお部屋で1万6296円、ちょっとした贅沢でした。こちらのホテルはおススメです。

移動情報

最後に今回の旅行の経路図を掲載致します。

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